日本には食の文化はとても強いだと思っています。日本でどこの町に行っても、どこの村に行っても必ず名物の中で食べ物や飲み物があります。テレビでも飲食中心番組が多くて、 料理番組をはじめ、芸能人の食べ歩き番組、バラエティー番組にも飲食に関しての話題が 珍しくないですね。ポーランドの出身の私にこの食文化はカルチャーショックだったと今、 思います。

 

ポーランドでは食べるのは栄養をとるのための行動だとよく言われてます。も ちろん、美味しいものを認めるのが出来ますが、私の子供の頃、ほとんどの人は料理の見た目や味をそんなに気にしなかったです。大学の時に本を買うのかご飯を買うのか簡単な 選択でした。本を買う率は高かったです。朝ご飯も食べず、お菓子と食堂の料理でほぼ毎 日過ごしました。料理出来ないことを自慢するほど、料理しなかったです。大学卒業して、 まだ 5 年もたってないですが、あの時代を思い出して、今の私はまるで別人です。料理が 大好きで、料理を作ったり、新しい食べ物を発見したり、楽しんでいます。。。

 

この変化はなぜ起きたのか?日本に興味があって、フランスに住んでる日本人の友達が出 来ました。この友達のおかげで料理の楽しさを分かり始まりました。見た目にも美しいお 菓子がいっぱいあるのパリにたずねて 1 ヶ月に 5 キロ太りました。バゲット、マカロン、 パン・オ・ショコラ、クレープ、お魚料理、鶏肉・・・どこのお店に入っても見た目素晴 らしくて味が美味しかった料理ばっかりでした。友達はとくにクロワッサンにこだわりを 持ったので、あるパン屋まで毎日にわざと買いに行きました。私、パリのクロワッサンは全部美味しいだと思って、わざとあるパン屋に行くのは凄く不思議でした。1 ヶ月のパリ の滞在で分かりました。こだわりって大事なものでパリでも美味しくないパンを売ってる パン屋もあるを気づきました。目が覚めました。料理の世界は面白くて、食べ物を楽しむ べきことだと思っています。だけど量を考えないとだめですよね。

 

パリで食べ物の中で特に好きになったのはマカロンとクロワッサンです。だからマカロンやクロワッサンや売ってるお店を見かける時に、買うしかないです。たまらないです。日本に住んでて、美味しいマカロン屋は何件を見つけました。悲しいのは美味しいクロワッサンはなかなか見つけないですよ。

 

パリの滞在してから 1 年たちました。人生が大きく変わった 2011年の夏です。いろんな 嫌なことから逃げて、松江に住んでた友達の家に泊まりました。あの嫌なことがなかった ら、たぶん行くこともなかったと思います。まるで運命のようなことが起きました。松江 にいた時にお金があんまりなかったため、食べ物はスーパーで買ったりして、バスも乗れ ず、たくさん歩きました。ある日、偶然見つけたスーパーから甘~い香りが広がりました。 近く来ると香りが強くなりました。「こっちにおいで~」のように聞こえて、このスーパーのパン屋に行くしかない!と感じました。入った瞬間に目的が分かりました。パン類 が多くてビックリしました。だけど、選べるものひとつしかなかったです。

 

クロワッサン は私を待ってました。とてもいい香りで味の期待が高くなりました。香りで騙されちゃダ メだと自分を叱りました。スーパーを出て、もう我慢ができなくて、紙袋からクロワッサ ンを取り出しました。焼き色綺麗!もうちょっとで味が分かります。クロワッサンを口に 入れて、人生初、食べ物で涙が出ました。バターの風味は濃厚で、さくさくともちもちの 食感のバランスは素晴らしかった。あのパリのクロワッサンを 100 倍超えました。1 年前 に食べ物の美味しさで泣くなんて信じられなかった私を心から感動しました。松江のクロ ワッサンの後で一回もそこまで美味しいクロワッサンを食べたことがないです。

 

松江のスーパーの場所が分からないです。松江に行ってもどこで探したほうがいいのも分からないです。あのスーパー見つけたら、あの味がまだ味わえるのかしら?答えは怖いです。あの感動は忘れないです。食べ物の力を感じました。魔法のようなものですね。だって、小麦粉にバター、水、イーストなどのシンプルなもので心を感動させるものに出来あがりますね。

 

魔法ですよ。

 

魔法のクロワッサンをずっと探しています。いつか絶対にまたこのクロワッサンを見つけます。

 

絶対に。